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どうもジローです。
5月22日のニュースで、1971年の渋谷暴動事件で警察官を殺害した容疑で指名手配していた中核派の活動家、大坂正明容疑者(67)とみられる人物が広島市内で公務執行妨害容疑により、大阪府警に逮捕されていたことがわかりました。
もしこれが本当に大阪容疑者であれば、実に46年もの間、逃走してきたことになります。
警察はDNA鑑定などで慎重に確認を進めていくということです。
さて、この渋谷暴動事件とはどのような事件だったのか、簡単にわかりやすくまとめてみました。
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渋谷暴動事件とは?
1971年11月14日、沖縄返還協定の批准阻止を訴える過激派の学生ら約5000人が渋谷駅周辺で起こした暴動事件のことです。
中核派と言われる極左暴力集団が数百人の活動家を率いて、機動隊に火炎瓶を投げつけたり、鉄パイプで殴りかかり、派出所や路上の車を炎上させました。
そして、新潟県警から派遣されていた中村恒雄巡査(当時21歳)が中核派の部隊に襲撃され死亡しました。
亡くなった中村巡査は、鉄パイプで滅多打ちにされ、火炎瓶を投げつけられ火ダルマになってのたうち回っていたそうです。
他の機動隊員が駆けつけた時には下半身は焼けただれ、上半身からも煙が出ていたということです。
ちょっと考えただけで地獄のような光景が思い浮かびます。
下の画像は中村巡査の慰霊碑です。
場所は東京都渋谷区神山町にあります。
この事件で300人以上の学生らが逮捕されました。
さらに、7名の学生がこの事件の犯人と特定され、そのうち6人は逮捕されました。
残る最後の一人が今回ニュースになっている大坂正明というわけです。
また、2010年に刑事訴訟法が改正され、殺人罪の公訴時効が撤廃されたため、この事件の時効は成立していません。
よって、大阪容疑者は逮捕されるまで追われ続けるということです。
今回大阪府警に逮捕された人物は黙秘を続けているそうですが、顔や体の特徴が似ているということからもおそらく大阪容疑者に間違いないのではと思います。
整形もせず、よく46年も捕まらずに生きてこられたもんだと感心してしまいますね。
まとめ
もし今回逮捕された人物が大阪容疑者だったならば、当然相応の罰を受けてもらわねばなりません。
亡くなられた中村巡査、またそのご遺族のお気持ちを考えると本当に胸が痛みます。
中村巡査のご冥福を心からお祈りします。
それでは!
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