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どうもジローです。
どんどん気温が上がってきて、それと同時に虫も良く見られるようになってきましたね。
最近「ビワコムシ」と呼ばれる虫が大量発生しているようです。
その名の通り、琵琶湖周辺に見られる虫なのですが、大量に発生しすぎて迷惑されている方が多いのだとか、、、
そんなビワコムシについて調べてみました。
ビワコムシとは
ビワコムシとは、琵琶湖底で幼虫期を過ごすハエ目のオオユスリカのことです。
成虫は約6mm~11mmほどの体長になり、ユスリカ科の中で最大になります。
ユスリカの成虫は「蚊」に姿かたちが似ていますが、刺すことはありません。
これは重要です!!
1センチもある蚊に刺された、、、などと考えると恐ろしくなります。
人に危害を加えるようなことはありませんのでご安心下さい。
ちなみにユスリカは池や川で蚊柱をよく作ります。
殺虫スプレーを大量散布したくなるアレです。。。
蚊柱見てたらなんだかムズムズしてきました。
アースレッド買いに行こっと、、、
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ビワコムシ2017年大量発生!
ここ数年、その数を減らしていたそうですが、今年になって急に数が多くなったようです。
しかもサイズも大きめということらしいです。なんてこったい。。。
なぜ急に増えてしまったのでしょうか?
その原因として、琵琶湖の環境が大きく影響しているようです。
ユスリカの餌は植物プランクトンなのですが、この植物プランクトンが増加したことがビワコムシの大量発生の原因として考えられています。
植物プランクトンの増加の原因は、水草の減少です。
琵琶湖の去年の水草の重量が一昨年よりも約38%減少していたという調査結果があり、そのことが原因でまず間違いないでしょう。
2013年にも大量発生したことがあり、その時も水草が減少していたようです。
滋賀県大津市内のホームセンターでは、大量のビワコムシ対策として殺虫剤やその関連商品が昨年よりも好調に売れているようで、付近住民の方のご苦労が伺えます。
ちなみに据え置きタイプの殺虫剤は効きにくいらしく、スプレーで撃退するのが
実は、、、いい虫さんなんです
そんな嫌われ者のビワコムシですが、水生昆虫の研究者によると、
「湖底の泥の中の有機物を食べて育つので、湖底の浄化に役立っている。」
ということです。
キミ!エエ奴やないか!!
なかなかいませんよ、汚れを積極的に食べてくれるやつは。
湖に流れ込む生活排水による有機物も食べているとみられ、琵琶湖を水質汚染から守ってくれているとも言えます。
少しはビワコムシへの気持ちが変わってきましたか???
無理?
そうですよね。。。
まとめ
いかがですしょうか?
ビワコムシはオオユスリカのことで、人に危害を加えるようなことはしません。
また、琵琶湖の湖底をキレイにしてくれるにくいヤツってことがわかりましたね。
植物プランクトン増加で今年は大量発生しているようですが、その分、琵琶湖の美しさを守ってくれています。
蚊柱へスプレーを撒くなんてことはくれぐれもしないようにしてください。。。
って、もしスプレー持ってたらやっちゃうかな~、、、
それでは!
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