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どうもジローです。
5月24日の夜、インドネシアのジャカルタ東部のバスターミナルのトイレ付近で大きな爆発があり、警察官3人が死亡、10人の負傷者が出ました。
爆発は2回あったと警察に通報があり、目撃者情報では、バスターミナルは長距離バスや市内を回るバスを待つ人で混雑していたということです。
現場からは爆弾を爆発させたと見られる2人の男の遺体が見つかり、国家警察はこの2人がそれぞれ爆弾を爆発させた自爆テロ事件とみて捜査をしています。
先日、英国マンチェスターでコンサート中に爆発テロが起きたばかりでの今回の爆発事件ですが、マンチェスター同様またもISによるものなのでしょうか?
今回の爆発事件について、詳しい場所、ISの関与、町の治安、国内事情等調べてまとめてみました。
ジャカルタ爆発テロの場所は?
詳しい場所ですが、ジャカルタ東部カンプンムラユの主要道路沿いにあるバス停のトイレ付近ということです。
カンプンムラユは洪水頻発地域で2014年にはチリウン川が氾濫して、6千人もの住民が避難をしています。
余談ですが、チリウン川はゴミの多さで有名です。
一応言っておきますが、これは川です。(上画像)
日本ではちょっと考えられないですが、インドネシアではゴミをゴミ箱に入れる習慣がないようで、ポイ捨てしているようです。
昔はゴミも自然由来のものが多く、土に還っていたようですが、さすがにペットボトル等の人口物はそうはいきません。
インドネシア政府もこのゴミについては深刻な問題として頭を悩ましているようです。
「ゴミはゴミ箱へ」という意識を国レベルで付ける必要がありそうですね。
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治安や国内事情、ISの関与について
◆治安
インドネシア、特にジャカルタは治安という観点でみると、正直良くないです。
2016年1月にはジャカルタのサリナデパート付近のスターバックスで自爆テロが発生しており、犯人グループによる警察との銃撃戦にまでなっています。
また、2009年にもジャカルタのJWマリオットとリッツ・カールトンで連続爆破テロが発生し、多くの死傷者が出ています。
また、景気悪化に対するデモも良く行われているようです。
◆国内事情
インドネシアは世界で最もイスラム教徒の人口が多く、毎年6月から7月にかけての期間を「ラマダン」と呼び、その期間の間はイスラム教徒は断食を行います。
1ヶ月間食べ物、飲み物が禁止になります。
ただし、本当に1ヶ月間飲み食いしないわけではなく、日の出から日の入りまでの間が断食する時間で、日没~日の出の間に食事を行います。
インドネシアでは、まもなく始まる「ラマダン」を前に過激派のテロを警戒していました。
そういった中で今回の爆発事件が起きてしまったことは大変残念ですが、やはり警戒をしていてもなかなかテロを防ぐことは難しいということなのでしょう。
また、今回の爆発事件にISが関与しているかどうかはまだハッキリと判明していません。
しかし、2016年の自爆テロはISによる犯行声明が出ており、今回の事件にも関わっている可能性は十分にあると考えられます。
まとめ
悲惨な爆発テロが頻発しており、もう他人事とは考えられなくなってきました。
日本ではまだ爆発テロは発生していませんが、北朝鮮の問題もありますし、常に危機意識は持っておく必要があると思います。
いざというときにパニックを起こさないよう、常日頃からどのように対応すべきか日本国民全体で考えておく必要があると思います。
それでは!
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